建退共の手帳更新はお済みですか?
おはようございます。
行政書士の秋田です。
この連休は大きな台風が来ましたが、皆様、ご無事でしたでしょうか?
温暖化のせいでしょうか、台風の威力が年々大きくなっているようですね。
さて、先週から、今月の経営事項審査を受審される方達の証明書類の準備にかかっております。
皆さまご存じのとおり、経営事項審査を受けられる方にとっては、建設業退職金共済の加入とその履行証明願いの提出は加点事由の一つです。加点も21点と大きいものですから、点数にこだわりがある方は加入されている場合はしっかりと取っておきたいですね。
共済制度の内容ですが、昨年10月1日から一部変更されていますので、ご準備をよろしくお願い致します。
まず小さなところでは、掛け金日額が310円から320円に変更されています。
販売される証紙の額が320円になっていますので、以前に購入された証紙がお手元にある場合は、建退共事業本部で交換できます。令和5年9月末までとなっています。
端数は切り捨てとのことですが、東京本部に郵送で手続きすれば交換も可能とのことです。
そして大切なのが、決算期の終了までに手帳の更新を済ませていることです。
被共済者の就労日数分の証紙を購入して、就労日数に応じた証紙を共済手帳にはります。手帳がいっぱいになったら更新手続きをします。
1年の就労日数を252日と考え、手帳の貼布が、いっぱいとなれば更新が必要になりますので、就労日数が少なければ手帳の更新がない場合もあります。
その場合は、なぜ更新がないのかの理由となる勤務状況をしめす資料を提出することになります。
証紙の購入は、前年の残りが大量にあればそれを使えばよいので絶対条件ではないですが、手帳の更新に関しては手続きが以前より断然、厳しくなっているように感じます。
気を付けて決算期満了前に、更新手続きをお願い致します。
今週は金曜から再び3連休となりますね。
密度濃く、お仕事しましょうか。