運行管理補助者の置き方を考える。



おはようございます。
兵庫県姫路市の行政書士の秋田です。


いよいよ梅雨入りましたね~
ジメジメ&蒸し蒸しの息苦しい湿度はいただけませんが、雨降りの日は苦手ではありません。
雨好きの晴れ女といったところです。



梅雨入りした金曜日は京都で申請だったのですが、行きは雨が降り、電車を降りた頃には雨が上がり、申請中は雨が降り、終わって少し寄り道をしようと電車を降りたら晴れ、雨傘を日傘として日焼け防止に使いました。

寄り道して行ってきたのは平等院鳳凰堂です。宇治はNHKのドラマで話題だそうですが、私はそんなことも知らず、偶然目にした御朱印長が素敵だったので、思い立って行ってきました。
宇治に限らず京都駅もどこも、ここはどこ?と思うくらい外国からの観光客の方たちであふれていました。インバウンドってやつですね?


はじめての場所で、一人で歩いていると、頭の中が整理されてきます。日々気づかないことに気づいたり、モヤモヤや焦りなども順序だてて片付いていくようです。たまには気分転換に場所的移動と時間的移動は良いものですね。

まる
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雨の日は、お散歩ができないので、おうちでゆっくり。
晴耕雨読ならぬ晴耕雨テレ(ビ)か、晴耕雨ネト(ネット)かな~


さて、そんな宇治で久しぶりのお客様からお電話をいただきました。


運送業の運行管理者の配置についてです。
運行管理者はご存じのとおり、運行を管理する要の人物です。
運行管理者になる要件として、運行管理者試験に合格されるか、基礎講習をうけてから実務経験を積むことが必要になります。


配置人員数ですが、車両29両までなら1名、30両~59両までなら2名、60両~80両までなら3名の配置が必要です。出発前に点呼が必要になりますから、車両数によって増えることになります。
ところが、近頃は、運行管理者試験の難易度がとても上がっているともっぱらの噂です。残念ながら受験したことがないので人のお話によると、ですが。お仕事をしながら勉強もするというのはどの資格試験においても大変なことだろうことは想像できます。


そして運行管理者さんが確保できても、例えば、一人で1年中休みなく管理するということは難しいと思います。例えば急病になったときなど、点呼をする人、できる資格を持った人がいないと業務が滞ります。
そこで、運行管理者の補助者を通常置いておくと、運行管理者がお休みのときに業務をサポートしてもらうことが出来ます。
運行管理者の補助者になるには、基礎講習を受講しているなどの資格が必要です。


運行管理者をサポートする人として配置しておきたい補助者ですが、運行管理補助者は、営業所の掛け持ちができます。
他方、運行管理者は営業所ごとの専任なので、2つの営業所を掛け持ちすることはできません。


そこで本店と営業所にそれぞれ運行管理者と補助者を配置する場合、運行管理者として登録してしまうと掛け持ちはできませんので、不便なことも生じます。運行管理者の配置人数が足りている場合は、予備の運行管理者として登録するか、補助者として配置するかを考えておく必要があります。


なお、一般貨物自動車運送事業には、補助者の届出は必要ではありません。社内で配置について段取りしておくにとどまります。



では、今週も穏やかに頑張っていきましょうか。

雨にも負けず健やかに~
今週もよろしくね。

まる
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