建設機械の加点もしっかり取る！

日曜から急に寒くなりましたね～。11月なので寒さ増す季節ですが、寒さに対応する身体の準備が出来ていないのでびっくりします。暖かくして深まる秋を楽しみましょう。

さて弊所では、経営事項審査の業務が続いておりますが、気になった点をまとめておきたいと思います。

建設機械の加点事項があるのはご存じだと思います。機械の種類が増えているけれど何でも良いというわけではなくて。。当たり前ですが、自重などの規定があるので気をつけておく必要があります。実は、この重さと名称で加点ナシとなるところだったのです。ショベルなのに移動式クレーンという名称だったためですが。クレーンは自重があるから危うく加点を逃すところでした。

令和５年１月の改正で加点のある建設機械に該当する対象が拡大されました。

１　以下の９種類に増えています。

ショベル系掘削機	ショベル、バックホウ、ドラグライン、クラムシェル、クレーン 又はパイルドライバーのアタッチメントを有するもの
ブルドーザー	自重３トン以上
トラクターショベル	バケット容量が0.4㎥以上
モーターグレーダー	自重５ｔ以上
ダンプ	土砂の運搬が可能なもの　ダンプ、ダンプトレーラー、ダンプセミトレーラー
移動式クレーン	つり上げ荷重３ｔ以上
締固め用機械	ロードローラー」、「タイヤローラー」、「振動ローラー」及び「ハンドガイドローラー」※「コンパクタ」「ランマー」等の明確に自走能力がない建設機械は対 象外です。
解体用機械	ブレーカ、鉄骨切断機、解体用つかみ機.など
高所作業車	作業床の高さ２ｍ以上

２　特定自主検査って何？

建設機械（油圧ショベルなど）や荷役運搬機械（フォークリフトなど）等、特定の機械については、１年以内に１回（不整地運搬車は２年に１回）、一定の資格を持つ検査者の検査を受ける必要があります。 この検査を「特定自主検査」といいます。

経営事項審査の基準年月日（決算日）までに1回／年受けておく必要がありますので気をつけてくださいね。売買契約書、譲渡契約書、リース及びレンタルの場合も契約書が必要です。ない場合は、販売元で販売証明書などを出してもらいましょう。

３　気になる点数ですが、

台数	１	２	３	４	５	６	７	８	９	10	11	12	13	14	15
点数	５	６	７	８	９	10	11	12	12	13	13	14	14	15	15

満点が15点です。15台以上あってもこれ以上は加点はされません。1台で5点、2台で6点なので、1台目の5点はなかなか大きいですね。

では、今週も頑張って寒さを乗り越えましょう。