兵庫県入札の加点項目の追加あります。


おはようございます。

兵庫県姫路市の行政書士の秋田です。

2月も半ばになりましたが小雪が舞い、まだまだ寒いですね~。

暖かいと寒いを繰り返しながら春が近づくのでしょうか。


さて、兵庫県の入札業者登録は、今年は中間年に当たりますので加点事由の申請になります。

そこで加点事由の変更点についてお知らせしたいと思います。




加点事由で増えた項目は「建設キャリアアップの登録」です。

こちらは6点あります。

まる
まる

まるです。
アクア法務事務所のお手伝いをしています。

建設キャリアアップシステムは略して「CCUS」とも言われてるよ。
公共工事には、全国でこのシステムが活用されているみたい。
これから、どんどんススメられていくんだろうね。



建設キャリアアップシステムとは、技能者の就業実績や資格をシステム上に登録して、技能の評価や工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげるシステムです。

簡単に言うと、技能者の血液型、誕生日などの情報や、その人が持っている資格を登録して、管理し、現場でカードリーダーを「ピッ」と通すだけで勤怠管理ができるものです。

これで何が良いかというと、事業者の面からみると労働者の勤怠管理が簡単にできること、技能者の面からすると、自分の職務経歴が積み重なっていくので、いざ独立したいというときに実務経験などの証明が簡単になります。

詳しくみれば、どの人がどの資格を持っているかなどが一目で分かれば、適材適所に人員の配置がきくなどのメリットもあると思います。

登録して使用していくとカードの色がステップアップするごとに変化していきます。


ただ、デメリットとしては、システムの使用料金がかかるということでしょうか。


事業者登録と技能者登録の2種類があり、技能者1人あたり(詳細型・・少し詳しい情報を登録するタイプ)4,900円のカード発行料がかかります。

事業者登録については、1人親方の場合は0円ですが、資本金額をもとに段階別に登録料が少しずつ上がります。500万円未満の場合は6,000円、1,000万円未満で12,000円です。

もう一つデメリットと言えるかもしれませんが、建設業者の技能者の方たちは、大抵たくさんの資格をお持ちですが、それらの登録をひとつずつする作業に手間がかかることでしょうか。

難しい作業ではないのですが、1枚ずつJPGで登録するところが少し手間に感じられるかもしれません。

今回の、兵庫県の加点事由の建設キャリアアップ登録は事業者登録をしていることですので、簡単に済ませることができます。


この点、今年8月31日以降の審査基準日の方から適用される経営事項審査の加点事由とは異なります。違いについてはまた、改めてご紹介したいと思います。



次の中間年の登録までにご検討いただければと思います。

ご不明の点がありましたらお気軽にお電話くださいませ。

では、今週も暖かくしてお過ごしくださいね。

お疲れ様です。
風邪ひかないようにね。
今週もがんばっていくにゃー♡

まる
まる