自分でやる!「ビザ更新」の申請手続き 第3回



ビザ更新申請をしてみよう

在留資格(ビザ)の種類ってたくさんありますね~。
今回は、最もポピュラーなビザである在留資格「技能」の場合のビザの更新手続きの方法についてご紹介していきたいと思います。
ご自分で手続きなさる際のご参考になさって下さいね。

まる
まる

マルです。
アクア法務事務所のお手伝いをしています。

ご自分で手続きする時間がないよ~とおっしゃる方は、お手伝いさせて頂きますので、お電話下さいね。


1 申請から許可までの流れ


これから細かく書類準備についてご説明する前に、ざっくりと手続きの流れを確認しておきましょう。

以下、在留資格「技能」の場合を前提に、前回の会社と同じ会社、同じ職種の場合で、かつ納税状況や素行に問題ない方の場合の手続きになります。
もしかして・・問題あるかも~。と思われる方は、油断せずに専門家に相談するなどして早めに対応して下さいね。


(1)書類の準備について


まず、必要書類(申請書、添付書類等)が準備出来たら、住所地を管轄する出入国管理局に提出します。

申請期間は、在留期間の満了3ヶ月前から在留期間の末日までに申請します。
許可されるまで、場合によっては数週間かかる場合もありますので、ある程度余裕をもって、早めに申請しましょう。
もちろん、書類不備や添付書類の不足などがあれば、審査期間が延びることになりますので、在留期間内に許可が出ないこともあります。不足・不備がないようにしっかり準備していきましょうね。

(2)審査期間


申請書類の提出ができれば、書類審査がなされます。標準的な審査期間として約2週間から1カ月ほどかかると思います。
許可になると「通知書」が葉書で送られてきます。

審査中に追加書類提出のお知らせが入管から届くこともありますが、この場合は速やかに準備して追加提出しましょう。

(3)新しいカードの受取り


申請をする本人が、出入国管理局へ申請受付票と「通知書」とパスポート(原本)、在留カード(原本)、手数料として4,000円分の収入印紙を持参します。

新しい在留カードを受け取って完了です。

2 必要書類について

以下は、必要となる申請書類と添付書類一式です。

① 在留期間更新許可申請書
② 写真
③ パスポート(原本)
④ 在留カード(原本)
⑤ 直近の課税証明書・納税証明書(住民税)
⑥ 勤務先会社の直近の給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表(税務署受付印のあるもの。コピーで大丈夫です。)

3 申請書類の準備

(1) 申請書類をダウンロード

まずは、申請書を準備しましょう。
法務省ホームページの「在留期間更新許可申請書」のページから「8 【研究】・【技術・人文知識・国際業務】・【技能】・【特定活動(研究活動等)】・【介護】・【特定活動(本邦大学卒業者)】」のPDFまたは、エクセル形式をダウンロードします。

******************

ビザ更新時の流れは確認出来ましたか?

税金の滞納や、犯罪などの問題行動がない方は、スムーズに審査が進むと思いますので、必要書類を順番にそろえるだけです。


次回から記載例と記載の際の注意点を詳しく見ていきますね~。➡こちらから。